バベルの塔


     「バベルの塔」 創世記11章1~9節
  
  創世記1~11章は、世界の創造という悠久の過去についての神からの

  啓示です。それは神の見る世界の姿と性格を示すものです。
          
  「バベルの塔」と呼ばれる出来事
   人々は石に代わってレンガを、粘土の代わりにアスファルトを使う

   ようになり、町を建てあげます。その後、自分たちの名を揚げるた

   めに天に届くような高い塔を建て始めました。

   しかし、神は彼らの言語を乱すことでこの行為を中止させました。

   

  何が問題だったのでしょうか
  実は「全地に散らされないように自分たちの名を揚げよう」という出来

  事全体に神への反抗姿勢がうかがえます。人を結びつけるはずの言葉の

  一致が神への反逆的な方向へと向かってしまったのです。

  結局言葉の混乱によって人類は全地に広がることになりました。

   

  このように11章までは、初めの創造の秩序に人間の違反による変更が
  ありました。しかし、それ以降は一度定まった秩序は変えられることは

  なく、世界の秩序は不変となります。  

  そして創世記12章からは神の選びの民の歴史に入ります。

  人類の罪の解決のための救いの計画へと移っていくのです。